環境の変化やストレスなどの要因
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環境の変化やストレスなどの要因によって、新入生や新入社員に見られる五月病、五月病になる原因には、次のようなことが考えられます。
・厳しい受験戦争や就職活動によって希望がかない、その結果、その先に目標を見出せないでいる。
・理想や夢を描いて入学・入社したものの、現実とのギャップが大きく、戸惑いや不安を感じている。
・一人暮らしを始めるなど生活環境が大きく変わり、生活リズムの乱れに心や体がついていけない。
・新しい人間関係にうまく溶け込めない。
・悩みを自分一人で抱え込んでしまい、ストレスの発散ができない。
・ゴールデン・ウィークなど長期間の休みが入ることによって学校や会社に行く気力がなくなる。
・高校まで規則が多かった生活から、いきなり行動が自由になり、自分で決めなければいけない環境についていけない。
五月病は、入学や入社に限らず環境の変化で誰もがなる可能性があり、一時的なことが多いですので、新しい環境に慣れ、新たな目標を持つと症状は少しずつ和らいできます。
一人で悩まず、学校や病院などの相談窓口を利用し、家族や友人に悩みを聞いてもらうと気持ちが楽になります。
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五月病は元々、新入生が新しい学校に馴染めず、ゴールデンウィーク明けから気持ちが落ち込む症状を指していましたが、現在では学生だけでなく、新しい職場に馴染めない新入社員などに見られる症状であり、仕事が本格的になる6月にも症状が起こりやすいと言われています。
新しい環境に胸躍らせ、緊張を強いられていた気持ちが緩み、ストレスとなって体や心に変調をきたします。
・精神的な症状には、やる気が出ない、イライラする、憂鬱になる、焦りや不安を感じる、
何をするにも億劫に感じる、学校や職場に行きたくなくなる、周りの出来事に関心がなくなる。
・身体的な症状には、朝起きられなくなる、夜なかなか寝付けないなどの睡眠障害、免疫力の低下により病気にかかりやすくなる、食欲不振、頭痛、めまい、動悸などの症状が挙げられます。
このような五月病の症状には個人差があり、几帳面な人や真面目な人がかかりやすいようで、一般には、新しい環境や仕事に慣れるに従って症状が軽減していきますが、症状が長引きうつ病になってしまう場合もあります。
そのため、疲れを感じたらしっかりと体を休める、ストレスを発散するためにスポーツなど気分転換をする、ゆったりとした時間を過ごすなど、気分転換を図る必要があります。
3食の栄養バランスを考えて、規則正しく、野菜や果物をしっかり摂ることも必要で、心と体に気をつけたうえで、新しい環境をぜひ楽しめるよう心がけてください。
春になると新入生、新入社員の中で新しい環境や仕事に適応できず、いわゆる五月病の症状に悩む人が出てきます。
ストレスでやる気がでない、イライラするなどの症状が長引くとうつ病に進行する場合もありますので、症状が軽いうちに気持ちを切り替え、ストレスを軽減するよう心がける必要があります。
1.気分転換
心配や悩みを考えすぎるとさらに大きなストレスになりますが、気持ちを切り替えるために、好きなことに打ち込んだり、おいしいものを食べたり、好きな音楽を聴いたりして気分転換をしましょう。
2.休養をしっかりとる
疲れをためて無理をせず、睡眠時間は充分とり、いつも早く眠るよう心がけ、栄養のある食事をして、体を充分休ませ、疲れを残さないようにすることが大切です。
3.悩みを抱え込まない
不安や心配を一人で悩まずに家族や友人に相談し、話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなり、気持ちが落ち着きます。
4.症状が軽くならない場合
なかなか症状が軽くならない場合は、症状がさらに重くなる前に病院にいって治療を受けることも必要でしょう。
心療内科や神経内科で適切な治療を受けると回復も早く、深刻な症状に陥らずに済みます。
五月病になったと感じたら、それはあなたが新しい環境で頑張っている証拠ですので、頑張り過ぎないことも時には必要です。